「みなみちゃんは寝ないかな?」
「寝ないなんてもんじゃなくて……。なんか、夜泣きみたいなのも始まって……。おっぱい以外は受け付けてくれないから、誰にも頼めないし……」
天地さんに聞かれるがままに私は話し続けた。
最初はポツポツと、そのうち、それこそダムが決壊したみたいな勢いで。
一緒に涙も洪水のように流れた。
話せば話すほど、自分が情けなくて、虚しくて、嫌いになりそうだ。
自分の娘を愛せない母親の告白なんて、
最低最悪。
おっぱいマッサージは20分で終わった。
私は天地さんに言われ、みなみを抱き上げた。
まだ時間があるから、新鮮なおっぱいを授乳してあげなさいとのことだ。
私はみなみを抱き、その口に乳首をあてがった。
みなみは嬉しそうにきゃはっと笑い、私の乳首に吸い付く。
私は、その光景をただ悲しく見下ろしていた。
「ねえ、一色さん」
「寝ないなんてもんじゃなくて……。なんか、夜泣きみたいなのも始まって……。おっぱい以外は受け付けてくれないから、誰にも頼めないし……」
天地さんに聞かれるがままに私は話し続けた。
最初はポツポツと、そのうち、それこそダムが決壊したみたいな勢いで。
一緒に涙も洪水のように流れた。
話せば話すほど、自分が情けなくて、虚しくて、嫌いになりそうだ。
自分の娘を愛せない母親の告白なんて、
最低最悪。
おっぱいマッサージは20分で終わった。
私は天地さんに言われ、みなみを抱き上げた。
まだ時間があるから、新鮮なおっぱいを授乳してあげなさいとのことだ。
私はみなみを抱き、その口に乳首をあてがった。
みなみは嬉しそうにきゃはっと笑い、私の乳首に吸い付く。
私は、その光景をただ悲しく見下ろしていた。
「ねえ、一色さん」