私は不便そうに買い物をしながら、今朝のゼンさんの様子を思い出した。
うちの母にお礼を言いながら、彼がワクワクしていたのは、今夜のこと。
「なるべく早く帰る。みなみのお風呂は俺が入れるから」
ゼンさんは、みなみとお風呂に入るのを死ぬほど楽しみにしていた。
この1ヶ月、みなみはビニールのベビーバスで午前中に入浴を済ませていた。
新生児の間は大人と同じお風呂に入れないし、石鹸で洗って流しながらの入浴なので、彼女ひとりの方が効率よかった。
でも、1ヶ月を過ぎたら、お風呂は同じでOK。
ゼンさんはこの日を待ちわびていた。
可愛い愛娘の人生初のお風呂。
これを誰かに譲ったら、死んでも死にきれないだろうな。
私はゼンさんの好物の夏野菜カレーを作ろうと、かごに茄子やトマトを放り込む。
夕飯食べるのが確定なら、彼の好きなもの作ろう。
うちの母にお礼を言いながら、彼がワクワクしていたのは、今夜のこと。
「なるべく早く帰る。みなみのお風呂は俺が入れるから」
ゼンさんは、みなみとお風呂に入るのを死ぬほど楽しみにしていた。
この1ヶ月、みなみはビニールのベビーバスで午前中に入浴を済ませていた。
新生児の間は大人と同じお風呂に入れないし、石鹸で洗って流しながらの入浴なので、彼女ひとりの方が効率よかった。
でも、1ヶ月を過ぎたら、お風呂は同じでOK。
ゼンさんはこの日を待ちわびていた。
可愛い愛娘の人生初のお風呂。
これを誰かに譲ったら、死んでも死にきれないだろうな。
私はゼンさんの好物の夏野菜カレーを作ろうと、かごに茄子やトマトを放り込む。
夕飯食べるのが確定なら、彼の好きなもの作ろう。