お食い初めというイベントは生後100日に行うお祝い。
赤ちゃんに大人と同じ膳を設えて、年長者が食べ物を口に運ぶ。
食べ物で苦労することがないようにという意味のこめられた儀式だ。
本来は100日目にあたる11月の頭にこのイベントを予定していた我が家。
しかし、我が社の社長でみなみのおじいちゃん役の外丸了司が長期出張で不在だったのだ。
社長はこのためにビデオカメラを買ったらしい。
とても無視して試行できないじゃない。
結局11月の末、みなみの3ヶ月目も終わろうとした頃のお祝いと相成った。
「鯛がない!」
この日の午前、私は鮮魚コーナーで呻いた。