「隼人!」 私が来てるのは、学校近くの裏路地。 そう、今日はデートだから。 「バイク乗れたんだ!」 「あぁ、行くぞ」 それから隼人のバイクに乗り、 私が手を回すのを確認すると、 バイクは発進した。 「どこ行くの?」 「…さあな」 え? けど、まぁ、いっか! そして風に吹かれ、 着いたのは、 海辺の近くにある墓地だった。