あれれ? どこ? なんて思ってると、 車が来た。 黒い高級車が。 「欐桜、お疲れ」 窓から顔を出したのは湊斗。 中には翔都と琉玖もいた。 それから車に乗って、 3人が話し始めた。 「あ、やっぱ動きそうだね」 「…何が動くの?」 「ん? 蒼龍だよ」