「ここ?」 なんて思いながらも、 結構たどり着くのに時間がかかった。 「あれれ? 開かない」 「欐桜」 その時、 何処かで聞き覚えてのある、 低い声が聞こえた。 後ろを振り返ればいる。 身長の高いイケメンが。