「あ、琴乃と菜々子~!」 「中学でも宜しくねー」 新入生は、小学生の頃の顔なじみや友達も多く、特に変わりはない。 「新入生の皆さんはクラス表を見て番号を確認してくださーい!!」 私は皆の行く流れにのり、中庭にあるクラス表を見た。 「えー私は…A組だ。16番ね…。菜々子は?」 「私C組だー。」 「あー、結構離れちゃったね。」 私達は靴箱に靴を置いて教室に向かった。