俺、渡辺司にはちっさくて可愛い彼女がいる。


「つ、司くん?」


恥ずかしそうに顔を赤めながら俺を見つめる彼女こそが俺の彼女、神咲ゆう。


「何?」


「な、何って、この状況は何…?」


オロオロとしながら俺を見上げるゆうは上目遣い。



なんて可愛らしい。


「さてここで問題です。ゆうの背後には何がありますか?」


「え、え?壁だけど…」


「正解です。続いての問題。ゆうの顔の横には何がありますか?」