何を描こうか、


不意に考えた時。


素直に思ったのは、


あんたとの幸せだった想い出の話。


毎日が楽しかった。


喧嘩した時は、その時は本当に辛かったり淋しくなったり。


でも、喧嘩した分は凄く仲良くなった。


あんたのことを誰よりも知れた気がした。


2人で出かけてる時は、周りの女の子にあんたを見て欲しくなくて。


でも、優しくて温かい手があたしの冷たくていつもあんたを傷つけてしまう手を包んでくれて。


あたしは『好きだな』ってその瞬間をいつも思ってた。


『こんなほんの小さな幸せでも良いから、ずっと続けば良いのにな』



そんな風に小さく小さく、神様にお願いしてたのをあんたは知ってる?