「陸くん」

雄平と目が合わないように視線を横にして話しかけた。

「西山さん?なに?」

頭に?を浮かべ、私を見る陸くん。
めっちゃキラキラしてて、直視できない。


「あの~、メアド教えてくれない…?」


陸くんは一瞬驚いたあと、紙にメアドを書いて私にくれた。

「ありがとうっ」

これで理香に渡せるっ
嬉しくなって急いで理香の元に戻った。