上靴に履き替えようとしたとき

あることに気がついた。


ーー上靴が…ない。



「えっ、うそ、何でー…?」



誰だよ、こんなことやったやつー。


その時頭上から声がした。



「お前の上靴、隠したの俺だけど笑」



はぁ…?


「お前、ブスだし。

靴箱隣なのやだったから。」



「はぁ!?意味わかんない!!ふざけないで!」



なんでコイツの勝手な理由で上靴隠されるわけ!?




「返して欲しかったら、俺の事好きって言って靴舐めろよ。」




き…、きも、何こいつ超絶キモスっ。


と、にかく、冷静に。




「遠慮しておきます。アンタが触ったものは嫌。」



うぉー!よく言った私!!