目が覚めると医薬品の匂いがした。


保健室…?





「っ!!雄平…っ」


そう呼んでみても返事はなかった。

ノックする音が聞こえ先生が入ってくる。


「西山さん目が覚めたかしら?それにしても彼、猛ダッシュであなたを運んできたわよ。青春ねぇ~」



雄平が、

私を助けてくれた…。