嫌な予感がして私は二人がたっている後ろの窓を覗く。



窓の下に教科書が散乱している。




「雄平に手を出すのが悪いのよ」



「私別に手なんか出してないじゃんか」


パシッ


松本さんの手が私の頬を叩いた。



「…っ」


「そんなこと言ってられるのも今のうちよ」



私を睨んだあと2人は去っていった。