私は帰宅して、夜通し泣いた。


だって、身体が嘘みたいに軽くて。

もういないんだなって実感したの。



これは、女の私にしか感じられないのだ。



母の言っていた言葉が痛感する。



医師には、子宮はそんなに傷付いてはいないけど、次子供を授かれるかどうかは保証できないですと言われた。

それが、どうゆう事なのか。
私が知るのは、もう少し先の話だった。