早くも放課後。
今日は6時間授業で、掃除も当番ではないのでない。なので、夕飯までの時間、ちょっとだけ自分磨きのためにショッピングに行くことにした。助っ人は1つ下の妹の陽乃。乃繋がりなのは父の影響だと思う。
なぜ陽乃に助っ人を頼んだかというと、陽乃はモテ女子と言うやつだからだ。
身長は私よりも低い156cmで、華奢な身体に、清楚感溢れるセンスのいい服。
はっきり言う。可愛い。めちゃくちゃ可愛い。しかも姉のショッピングに付き合ってくれるくらい優しい。
なんで姉妹でこんなに違うのかと思うことが頻繁にあるが、それは多分陽乃の親友にあるだろう。
陽乃のことが好きすぎて、いろいろなことを教えこんだそうだ。それが小学生の頃からだったというから驚きを通り越して怖い。
ていうか、あの子が家に来た時の目が怖かった。謎の威圧感を感じた。逆らっちゃいけないと思った。
でも、陽乃の言うことは聞くから、女の子なのに騎士みたいだなって思った。
って、陽乃のこと話しすぎた。それじゃあ、この最高に可愛い妹を連れて、ショッピング行きましょうか!
「陽乃ー!準備できた?」
「うん、出来たよ。」
返事をしながら2階から駆け下りてきた。途中転びそうになってたので、危ないと思ったけど、バランス力はあるので、すぐに体制を立て直して玄関までくる。
「じゃあ行こうか」
「おー。ねぇ、お姉ちゃん。なんでいきなり私と買い物したいなんて言い出したの?いままでこんなことなかったのに。」
陽乃はサンダルのベルトを丁寧に、しかし、素早くつけながら問う。
「そうだなぁ、陽乃になら話してもいいかな。あのね、ついにお姉ちゃんにも春が来たのです。」
「春が来たってことは…好きな人出来たの?」
「そうそう、そういうこと。」
私が微笑みながら言うと、陽乃は花が咲いたような満点の笑みを浮かべ、私に抱きつく。
「お姉ちゃん、やったね!よかったね!」
少しだけ泣き出しそうになりながら、私に抱きつき、ぴょんぴょん跳ねる。彼氏が出来たわけでも結婚するわけでもないのにこの喜びよう。オーバーリアクションな気もするけど、それだけ陽乃が喜んでくれてるってことが分かって、嬉しい。
「ありがと、陽乃。さて、そんなお姉ちゃんに協力してくれるかな?」
「もちろん!」
私の手を引っ張り、それはそれはるんるんっと言った雰囲気で歩き出す。
まだまだこんなに可愛い妹をどこぞの誰かに渡すなんてできないなぁなんて父のような気持ちになりながら、陽乃について行った。
今日は6時間授業で、掃除も当番ではないのでない。なので、夕飯までの時間、ちょっとだけ自分磨きのためにショッピングに行くことにした。助っ人は1つ下の妹の陽乃。乃繋がりなのは父の影響だと思う。
なぜ陽乃に助っ人を頼んだかというと、陽乃はモテ女子と言うやつだからだ。
身長は私よりも低い156cmで、華奢な身体に、清楚感溢れるセンスのいい服。
はっきり言う。可愛い。めちゃくちゃ可愛い。しかも姉のショッピングに付き合ってくれるくらい優しい。
なんで姉妹でこんなに違うのかと思うことが頻繁にあるが、それは多分陽乃の親友にあるだろう。
陽乃のことが好きすぎて、いろいろなことを教えこんだそうだ。それが小学生の頃からだったというから驚きを通り越して怖い。
ていうか、あの子が家に来た時の目が怖かった。謎の威圧感を感じた。逆らっちゃいけないと思った。
でも、陽乃の言うことは聞くから、女の子なのに騎士みたいだなって思った。
って、陽乃のこと話しすぎた。それじゃあ、この最高に可愛い妹を連れて、ショッピング行きましょうか!
「陽乃ー!準備できた?」
「うん、出来たよ。」
返事をしながら2階から駆け下りてきた。途中転びそうになってたので、危ないと思ったけど、バランス力はあるので、すぐに体制を立て直して玄関までくる。
「じゃあ行こうか」
「おー。ねぇ、お姉ちゃん。なんでいきなり私と買い物したいなんて言い出したの?いままでこんなことなかったのに。」
陽乃はサンダルのベルトを丁寧に、しかし、素早くつけながら問う。
「そうだなぁ、陽乃になら話してもいいかな。あのね、ついにお姉ちゃんにも春が来たのです。」
「春が来たってことは…好きな人出来たの?」
「そうそう、そういうこと。」
私が微笑みながら言うと、陽乃は花が咲いたような満点の笑みを浮かべ、私に抱きつく。
「お姉ちゃん、やったね!よかったね!」
少しだけ泣き出しそうになりながら、私に抱きつき、ぴょんぴょん跳ねる。彼氏が出来たわけでも結婚するわけでもないのにこの喜びよう。オーバーリアクションな気もするけど、それだけ陽乃が喜んでくれてるってことが分かって、嬉しい。
「ありがと、陽乃。さて、そんなお姉ちゃんに協力してくれるかな?」
「もちろん!」
私の手を引っ張り、それはそれはるんるんっと言った雰囲気で歩き出す。
まだまだこんなに可愛い妹をどこぞの誰かに渡すなんてできないなぁなんて父のような気持ちになりながら、陽乃について行った。