「あっそ!別にいいけど、お前がもう一回怒られても俺には関係ないしー!」
「最初の一回は、森のせいだけどね!そんな言うなら、もう、ぜったい、ぜったい、ぜーったい寝ないし!」
「言ったな?じゃあ絶対寝るなよ!」
「寝ません~!森じゃないんだから!」
「は?俺がいつ寝た?」
「いつも寝てるよね?私の勘違いですか?」
「さぁ、知らねーな。」

うっざ
なんなのこいつ。
一瞬でもこいつのことをかっこいいと思った私がバカだった。こんな奴にドキドキした自分がこのうえなく恥ずかしい。
気がつくと私と森は皆から見られていた。
「え?」
「お前ら、どうしたんだよ?」

私はちょっと焦った。なぜかと言うと、先生の姿が見当たらなかったからだ。
まさか、、、、、
後ろを振り向くとそこには、怒りすぎて顔がしかめっ面になっている社会の先生がいた。