「い、いいよ…？」
「ほんと!?ありがとー！！ほんと感謝してる！じゃあ、お願いね！」
「う、うん、どういたしましてー…」
と、嵐のように去っていった。
……うわ、とんでもないもの引き受けてしまった。
「みーのりちゃん？」
「うぅ…佳恵ちゃん、どしよ…！」
「実里はもっと強く断るってことを知らないと！この前も他の子の掃除当番代わったりして！」
「いやー、あれは私が用事なかったし、いっかなーと思って…」
「いっかなーじゃないの！それだからみんなが変なことを頼ってくんのよー」
うっ、佳恵ちゃんの言葉がずっしりくる…
「しゅみましぇん…」
