ドキドキしながらも、獅々谷くんに乗せられて私の家の前まで着いた

「ありがとっ!ここまで乗せてくれて!
今日は楽しかったね!最下位だったけど…」

私は感謝しながらも今日のことを振り返ってた

「別に。まぁ、最下位でも完走出来たからいいんじゃない?」

そう言って私の頭をポンポンとしてきた

「お疲れ、頑張ったな」

そう言って今度は誰にでもはっきりわかるぐらい、でも少しだけだけどニコッと笑った


キュッ…

まただ…心臓が苦しい…

獅々谷くんの笑顔を見れたら心臓がきゅってなる
これってなんなのかな…

私はこれがなんなのかまったく分からずにいた