不安定になり、咄嗟に獅々谷くんの腰をぎゅっと掴むと、獅々谷くんがふっと笑った気がした
ドキン…ドキン…
どうしよ、私、今すごくドキドキしてる
生まれてこの方、男子とこんなに密着したのは初めてで、しかも、その人がすごくかっこいい獅々谷くんだなんて…
獅々谷くん、細く見えるのに意外とがっしりしてる…
腹筋も割れてそうだなぁ…
って!!
何想像してんの!恥ずかしい…!
後ろでぶんぶんと頭をふってる私を獅々谷くんが不思議に思いながら走っていたのを私は知らなかった。
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