「はぁ…」

そしたら、獅々谷くんにため息をつかれた

な、なんで!?
私、変なこといった!?

でも、獅々谷くんこそおかしいよ?


だって、獅々谷くんとは別の家だし
なぜ待ってるのかも不思議だし…

そう思っていたら、獅々谷くんの口から突然


「赤石さんの家まで送るって言ってんの」


そう言いながら、ただしだるそうな言い方で言ってきた

………


「えぇ!?なんで!?いやいや、大丈夫だよ!1人で帰れるよ!」