「ううん!なんでもない!ただ、凄く抜かれちゃったと思ってさ!」
私は獅々谷くんに足をひねったことを隠すことにした
だって、言ったら多分完走できなくなっちゃう…
あんなに練習して獅々谷くんにも迷惑かけたのに自分の不注意のせいで完走出来ませんでしたとか、嫌だ…
別に骨折とかじゃないし、大丈夫だよ!
そう思い獅々谷くんに、
「1組ぐらいは抜かすように頑張ろ!!」
そう言って顔を見たけど、獅々谷くんは
険しい表情のまま私に合図をかけ走り出した
しかし、足が痛いから思う存分の走りは出来ず、結局ビリ…
でも、獅々谷くんには足のことバレなかったし、完走できたから満足!
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そんな感じで体育祭は終わって今この状況