もちろん足を固定してる獅々谷くんも倒れ… と思って見たけど… 獅々谷くん。 なんで立ってんのー… 「大丈夫か?」 そう言って獅々谷くんは手を差し伸べてくれた なんか私だけドタバタしてて恥ずかしい… 当たった相手もあんまり支障はなくスイスイと走っていってる どんだけ頑丈なんだ… そして、私、どんだけ弱いんだ… 「だ、大丈夫…」 そういって手を掴んで立ち上がったら… ズキッ… 「っ…!」