そして、順調に各プログラムが開始していって

黄団はそこそこ頑張りながら午前の部最後の種目になった


『さて、午前の部、最後の競技になりました二人三脚です、これは…』

とアナウンスが流れとうとう本番!


どうしよー…緊張する…

「赤石さん」

緊張していたら獅々谷くんが声を掛けてきた

「どうしよー…緊張してきたよー…」

獅々谷くんに迷惑かけたらどうしよう…

「大丈夫、放課後転んでまで練習してたんだから自信持てよ」

転んでまで?

そういえば、3日前調子に乗って佳恵ちゃんと形になってきた二人三脚で走ってたら転んだのは覚えてるけど…

「なんで知ってるの!?」

獅々谷くんは部活のはず…