「え、まだ一歩も進んでなかったの?それ、毎日じゃない?」


「うっ…そうなの。
それで!獅々谷くんに迷惑かけたくないから、練習したいな!って。
放課後は獅々谷くんすぐに部活行っちゃうから…」

「そういうことねー、いいよ、陸上部はあんまり厳しい部活じゃないし、体育祭の練習で走ってるなら部活側もオッケーなんだって」

「ほんと!?ありがとー!!ほんとにありがとー!!!」

ほんとよかった!佳恵ちゃんのおかげで練習ができる!いい友達もったなぁ…