朝起きると予報通りの雨

あなたからメールが来ていた


「藍子の力すごいな。本当に雨じゃん」


私はメールを返さなかった


あなたを諦める



そう決めたのであった



気持ちを落ち着かせてから家をでた



私が今日泣けない分


空が泣いてくれている



そう思うことにした