「まいったな。」

尚はそう呟くと、
私を抱きよせ、唇を重ねた。

するりと入る彼の舌におどろいたけど、
私のキスにもっと感じてほしくて
夢中で受け止めた。

長い長いキスの後、
尚からの意外な言葉をくれた。

「ずっと我慢してたのにな。
 可愛くて、大事にしたかったから。
 けど、 もう無理。

 今日告白しようって思ってたんだ。

 俺、まひるが好きなんだ」


むずむず……



え、ちょっと、
待って
こんないいところで

……ハ
ハックション!!!