その後、みなさんに挨拶をして家に帰ることにした。
楽しかったなー……。
これからも頑張ろ。
色んなことを考えているうちに家に着いた。

「ただいまー。」

まだ、誰もいなかった。
それもそのはず
いつも、夜中にしか帰ってきたことがない。
無音だから少し不気味だ。
部屋に戻り、パジャマに着替えて
玲に電話をかけた。

「美咲おつかれー。バイトどーだった?」

「楽しかったよ。玲もお疲れ様。」

「あんがと。」

かれこれ1時間くらいだろうか
ずっと今日のことを話していた。
玲は飽きずに聞いてくれていた。
それからすぐご飯とお風呂を済ませて
二人とも眠りについた。

ピピピピ
昨日と同じ時間に目覚ましが鳴った。

「朝はやっぱり苦手だな……。」

起きることを拒否している体を
無理矢理起こして
バイトの準備をして
職場に向かった。

「ゴールデンウィーク楽しみだなー。」

会ったらなにしょーか。
何話そうかなど考えているうちに職場に着いた。
こんな生活を春休みの間ずっと続けていた。