玲が食べて終わり
お店を出て、ゲームセンターに行くことになった。
2人で初めてのプリクラで変顔したり
UFOキャッチャーで
私の好きなキャラのぬいぐるみを取ってくれた。

「あー。楽しかった!玲ありがとね♪」

「いえいえ。でも、この変顔なかなかだな( 笑 )。」

帰り道2人プリクラを見ながら笑いあっていると。
グルルル……
また玲のお腹がなった。
それから晩御飯の話になった。
特に食べたいものもなかったので
近くにあったラーメン屋に入った。
おすすめが醤油ベースのつけ麺らしく
玲は即それに決定した。

「みろよ!これ!めっちゃうまそう!」

来た商品にキラキラと目を輝かせながら
でも、ちゃんと私のが来るまで待ってくれた。
2人とも揃って食べ始めた。

「いただきます!」

「いただきます。」

さすが香川県民、麺がすぐなくなってしまった。
まるで、麺は飲み物だ。
と、でも言わんばかりに。
そのまま替え玉を頼み、私と同じ時に終わった。

「ごちそうさま。」

「ごちそーさま!ふー食った食った。」

「さすがだね。食べるの早い( 笑 )」

「そんなことねーよ。美咲が遅いだけ( 笑 )」

そのまま、ホテルに向かって
手を繋いで歩いて向かった。
ホテルにつき、お風呂と明日の用意だけ済ませ
2人ともはしゃぎすぎたせいか
すぐに寝てしまった。

ジリリリ……ジリリリ

「んー。おはよー。美咲。」

「おはよ。」

私は玲より1時間も早く起きてしまったので
寝顔を写メっていた。
起きてきた玲は寝ぼけていて
私を見るなり安心し抱きついて
また寝てしまった。
やばい、かわいい。
私もそっと抱きしめ。
1時間だけ寝させてあげた。

「玲、起きなよ?」

「ふわー……。おはよー。」

目をゴシゴシさせながら
洗面台に向かった。
準備を済ませ、チェックアウトをした。