しばらくすると






医者らしき人は言った







「残念ですが…

もう、亡くなっておられます。


しかし救急車が到着するまでは


救命処置をとらせていただきます」






そういうとまたマッサージをスタートした









え?








亡くなってる?









うそでしょ?






シュウトくんが


死んだ…?





さっきまで、会話してたよ?






私は身体が震え出した



ガクガクガクガク…









「ママ!ママ!パパは?パパはどうなるの」







そらが泣きながら私の服を何回もひっぱっている






私は放心状態だった





マッサージされるシュウトくんを見つめながら立ちつくしていた







すると
向こうから車の運転手らしき人が近寄ってきた










シュウトくんをひいた人?







そして近寄ってきた人の顔をよく見ると…









私は絶句した…

こんなことってある?