「フロル!!大変だよ!」

「…っん……?」

朝、夜明けの太陽が顔を出す少し前、ロイが大きく揺らすから目を覚ました。





頭がズキズキ言ってる…貧血気味なの、優しく起こしてよ…



「あぁ…ロイじゃなかったら牢に入れてた」

「何か言った?」


朝日を浴びるロイが天使みたいで怒りが消えましたー。卑怯だー。

あ、でも顔が近すぎてビックリ反射でビンタはした