「あ"ーーー!!もう帰らなきゃ」


何かを思い出したと言うように叫んで、慌て出したロイ。


その一言で船の進行方向が変わった。



「早すぎない?」

まだ お昼を少しすぎたばかり



「ライジェンの準備!明日?明後日?でしょ?」
「あなた、私の誕生日覚えていないの?」


首を傾げるロイに少し傷ついた。