数日後ナオの部屋に行く
またこの部屋に来れて私はホッとしていた

「ごめん…やっぱり無理…」

頭をおもいっきり殴られたような
衝撃に襲われた
涙か滝の様に溢れて止まらなかった

嫌だ…嫌だ…別れたくない…

「許すって言ったけどやっぱりノリは
友達だし顔合わせるし…ごめん…
別れよう…送るよ」


「ごめんなさい!二度としない!
別れるなんて言わないで!!」


「ごめん…無理」

そお言われた後は記憶が曖昧だ
どうやって帰ったのか
何を話たのか覚えてなかった

ただ…別れた事だけハッキリわかっていた

後悔してもしきれなかった
自分が許せない
ナオの事大好きなのにどうして私は…
ナオを失いたくない
私にしたみたいに他の子にもするのかなあ…考えただけでおかしくなりそうだった


マコトに電話して事情を話してどうにかならなかってお願いしたけど
ナオの答えはNOだった

ナオと私の時間は終わった
7ヶ月間幸せだった
二度とナオに会えない
あの部屋にも行けない

これからはナオとは一生関わる事無く
時間が流れて行くのか嫌で嫌でしょうがなかった


自業自得だとわかっていても
受け入れる事ができなった



その時の私には
15年後また私達の人生が交わる事は
まだしる余地もなかった