再び鳴る目覚ましを止め、
そろそろ起こす為に身体を離す。

「そろそろ起きて。」
「ん~…」

瞳を閉じたままあたしを探す愛しい人の腕。

「寒い…」
「寒いね。でももう仕事の時間だよ。」
「後5分…」

そう言って貴方は
あたしの胸に顔を埋める。