きょくりょく、男子とは話さない。 そうきめて、入学式の日は警戒心が体中の神経をぴりぴりさせていた。 そんな時、声をかけてくれたのはさっき私に挨拶してくれた 下川 愛華 《simokawa aika》 気さくで、話しやすくて、すごく気があった。 愛華は誰にでも声をかけられる。 仲良くなれる明るい子。