祐樹先輩…?

「あの、今日は友達と用事があるんで。」

「そっか。じゃーまた明日ね♪」

そう言って先輩は帰ってしまった。

あたし達は何も無かったかのように靴箱で美都を待っていた。

カラオケで沢山語ったり歌ったりして結構なじむことができた。

夜の7時、楽しい時間も終わって家に帰宅した。

「ただいまー。」

部屋のベッドに倒れこんだ。楽しかったな♪

携帯を見ると加奈からメールが来てた。

『今日は楽しかったね(∀^)また行こうね!!』

明日から授業だけど楽しくなりそうだなー。

ブー…ブー…メールだ!誰からだろ?

画面を見ると先輩からだった。あの時確かアドレス交換したんだった。

『今日、ごめんな。いきなりあんなこと言って。』

絵文字のないメールだった。

あたしはもともと絵文字とか沢山使うの好きじゃないから…。

『別にいいですよ!それより何で言ったんですか?』

『夏海と話したいなーって思ってさ。』

ドキッ…

あたしと話したいなんて言う人みたことないよ!