教室のドアを開けると加奈と美都がよって来た。

「夏海、遅かったねー。」

「うん。なんか職員室が分からない人がいて…。」

先輩のこと言ったほうがいいのかな?なんて思ったけどやっぱやめた。

「そっかー。てかさ!今日の放課後カラオケ行かない?」

今日は特に用事もないし…

「うん♪行く!」

そして1日も終わりやっと放課後になった。

「あたし当番だから先に靴箱行ってて!」

美都は当番だったらしい。

「「わかった★」」

加奈とあたしは先に行くことにした。

「ねーねー!今日は沢山歌おうね♪」

「…」

「ね!!?」

「んあ?あ、ごめん。なに?」

「もー。どうしたの?」

加奈と話している途中に祐樹先輩が通りすがった。

ってかこっち見てるし?!なに??

「あ、あの先輩が…」

「え?…誰あの先輩。」

「今日転校してきたんだって。」

あたしと一緒の日に…★