「らっきー!夏海は何でこの時期に転校してきたの?」

先生が教室を出て行った瞬間、加奈が話しかけてきた。

「お父さんの仕事で…」

「そっかあ♪てか夏海、まだ緊張してんの?」

「力抜いて~!うちら友達じゃんか!」

「美都、あんた勝手に友達になってんじゃん!笑」

「あははは…「ぷぷぷ」…。」

「夏海、笑うと可愛いね!」

「そ、そう?ありがとう!」

なんだか美都と加奈とは仲良くやってけそうだな。

「あ!夏海、先生が職員室に来いっていってたよね?」

「そーだった!…行って来ます。」

「「いってら~★」」

あたしは教室を出た…