あたしはちょっと嬉しくなった。

「そっかー!メアドとか交換した?」

「うん。昨日もメールしたよ!」

「まじ?!すっごいじゃん!頑張れ!」

加奈はすごく応援してくれた。

「加奈が友達でよかったなー♪」

本気でそう思った。

「あたしは夏海が生まれてきてくれてよかったって思うよ。」

「か…な…ありがどう゛ー。」

加奈、大好きだよ!

それからあたし達は駅で別れて家に着いた。

ベッドに倒れこむと電話が鳴った。

『もしもし?』

『夏海?俺だよ。』

祐樹先輩…?まじ?てか何で?

『どうしたんですか?』

『暇だったから電話してみた。忙しい?』

全く忙しくありません。

てか忙しくても祐樹先輩との電話だったら仕事とか放棄します。

なーんて思ってたら、

『夏海?やっぱ勉強とかしてた?』

『あ、全然!あたしもちょうど暇だったんです!』

『よかったー♪てか、俺等転校してきてもう2週間たつな…。』