その後の授業も、榎本は不機嫌だった。


「…ねぇ」

「ん?」

表向きは、ふつーだけど。


「なんか怒ってるよね?」

「ははっ。なわけねーじゃん。」

目が笑ってないし(^_^;)



「…なんかしちゃった?ごめん。」

「…なにがだよ」

「わかんないよ!わかんないけど、なんか…榎本がいつもと違うのがいやなの」




「…え」

「え…?」

「それってさぁ…いつも通り俺にかまちょしてほしいってこと?ww」

「えっ、ちが「そっかぁー!」


「しょうがないなぁ。そんなに俺としゃべりたい?」


「う…うざ…」

やばい。調子のりやがった

「素直じゃねーなー!もう!」




ぽん、ぽん。




「………っ‼︎⁇///」




「おーい隼也ぁー」

「んー?」



そして榎本はどっかに行ってしまった。



「…ちょっ…え…⁉︎」


あ…頭、ぽんぽんされた…


えっ




やばい



ぱにっく





「えぇえー…」


1人で変な声をだしながら、ズルズルと机に突っ伏していく私を、きぃとまいがニヤニヤ見ていたとさ。