陽「裕先輩!
今日も大好きでーす!♡」

あれから一ヶ月
私はこうやって毎日のように
ヒロ先輩に想いを伝えるようになった。
最初は驚いていた先輩も
今ではすっかり慣れたのか
無反応になってきた。

それと、もう一つ、
私はあの手紙を毎日書いている。

日に日に裕先輩に
惹かれていくから
日に日に文字数は多くなっていく。

晴「陽奈、先輩に
華麗にスルーされてるのに
よくめげないよね。」

陽「だって
気持ちは伝えたい時に伝えなきゃ
いつ忘れちゃうか分かんないから」