「負けた~。」 今回の勝負も俺が勝った。 「これで俺、32勝2敗。」 「俺、まだ2回しか勝ってねぇじゃん。」 「おい、恭、竜、練習始めるぞ。」 「すぐ行きます。」 「俺もっ。」 俺らは練習を再開した。 練習の時は集中してるから特に無いんだけど、 練習が終わると、鳴瀬のことが気になって仕方がない。