「愛菜、愛してる」

「わたしもだよ、翔」





「ごめんな」






「いや…翔。行かないで
翔!いやぁぁぁぁぁぁ!!!」








ガバッ

はあはあはあはあ



ベットからガバッと起き上がるわたし


「翔…。」


一人つぶやく、翔の名前を。



またあの日のことを思い出してしまった

翔がいなくなってしまった日…

最近よくこの夢?過去?をみる。




「はぁ、だめだなわたし。」

そうつぶやきベットから出る


わたしは今一人暮らしをしている

私には家族がいないようなもんだ


着替えて準備してから学校へ向かった