克復恋アイ

恋愛(学園)

夢之助/著
克復恋アイ
作品番号
1102712
最終更新
2014/09/07
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
完結
PV数
0
いいね数
0

私の名前は 浅野かほ
今年の春から高校1年の15歳
恋愛経験ゼロ そして男嫌い

ある朝のことだった

「おっはよー」

幼稚園、小学校、中学校と仲のよかった
友達の 坂野まい が元気のよい声で
こっちにきた

「おっす」

こっちは まいと同じで幼なじみの
井上翔 翔だけは唯一はなせる男子
だったんだ

「みーんな同じ高校でよかったー」
まいが言った
「でも、びっくりたよ かほが共学
 選ぶなんてさー」
翔が笑いながら言った
「ま、まぁね」
実は恋に憧れてる なんて絶対言えない

そうして私たちは高校の正門についた

春のにおいのする風
綺麗に散ってゆく桜
期待と不安の入り交じったこの気持ち

私たちはクラス発表の場所に向かった
「おおおおおおおおおー!!!」
まいが飛び上がって言った
「かほぉー!同じクラスだよ♪」
私はほっとした まいがいてくれると
なにかと安心する

「…翔は?」
「最悪…違うクラスだった でも隣だ  ぜ!」
「そっか…よかった」
翔とは違うクラスだったけど
いつでも遊びに行くと言ってくれた

まいと私はクラスに向かった

ーーーーガラガラガラーーーー
私の席は1番後ろの窓側だった
周りの子は可愛い子ばっかりだった

みんな 恋とかしてるのかな…

とても気になっていた

お昼休み 私は飲み物を買いに購買に
行った

そこには私の苦手な男子軍団がたむろっていた

「最悪…」
自動販売機の前でうろうろしてると
後ろから声がした

「そこ どいてくんね」

少し声の低い男子が自動販売機の前の人達に言った

男子軍団はどこかに行ってしまった

助かった…

「あの…ありがとう!」
思わず声をだしてしまった

「は?あんた なに言ってんの?」
その人は私に近づきながら目を見ていった

「ちょっ、近寄らないで!」
男嫌いがでてしまった…

「なんなんだよ うぜーな」
すっかり怒ってしまってその人は
飲み物を持ってどこかに行ってしまった

「また…やっちゃった…やっぱり無理なの かな」
「あれ?かほー?」
翔の声だった
「どうしたんだよ!大丈夫か?」

「なんでもないよ じゃあね」
私は走っていった

翔は昔から私を守ってくれていた
でも恋愛としては見たことない
みれないんだと思う

なれない毎日に不安もあったけど
なんとか一学期を終えた
「ねぇ

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