「加賀見ー!!

早く、ユリちゃんに謝りに行けー!!」


クラスの男どもが俺を教室から出して…

教室の扉を俺が入れないように固定していた。


そんなことをしても無駄だ。


次の担当教科の先生が来れば…
絶対に扉を開けるしかねぇからな。



「加賀見、先生待ってる気だろう?

それなら…


お前、午後から…
どこに行くか分からないが…


邪魔するか…
行かせないようにするからな!!」