「私……「ユリ…っ!」


私は、声のする方を向くと…


「はぁ…はぁ…やっと見つけた…」


汗を流している総夜がいた。


「総夜……」


「ごめん、ユリ!


俺、お前とコイツが噂になってて…

俺が話しかけてユリと噂になったら…


ユリは二股扱いされるから、わざと避けた。


お前のためとか思ってやったが…

俺の間違いだった。


ごめん、ユリ!」


総夜は、私に頭を下げて謝ってきた。