俺は、逞に殴られた頬を見たら…

口が少し切れていて血が出ていた。


あの野郎…

マジで殴りやがって…


「ハハッ。すごい顔だな。」


俺は、鏡越しから声のする方を見ると…


「なんだよ、要。

ウゼェんだよ、消えろ。」


一番、会いたくねぇヤツがいた。


「お前が、まさか問題を起こすとはな…

噂になっているぞ。


お前らは、三角関係じゃないのか…ってな。」


やっぱり、そうなったか…


「お前には関係ねぇだろ。

いや、嬉しいか?


俺が落ちるとこを見て…」


コイツは、俺が嫌いだ。

だから、俺が芸能界から消えることを望んでいるだろ…