~ ユリ 視点 ~
「はぁ…」
総夜に会いたいよぉぉ…
最近まったく会ってない…
売れてるのは嬉しいこど…
総夜と会えないのはツラいぃぃ…
「ユリさん、お疲れ様です。」
私に告白してきた、ウザイ男がニコッと笑って私にコーヒーを渡してきた。
「………お疲れ様です…」
ウザイ…!
なんで近づいてくるの…!
キモい!離れてよ!
イケメンだからって、私をオトせると思ってんの!?
「そんな警戒しないでくださいよ~
俺、ユリさんと付き合えるまで手は出しませんから~」
こいつ、バカ…?
私があんたから離れたのは警戒してるんじゃなくて、キモいしウザイから!
しかも付き合えるまで手は出しませんからぁ?
当たり前じゃん!
バカすぎでしょう!