俺は、試着室から出るとユリは… また顔を赤くしていた。周りにいた奴等も顔を赤くしていた。 そんなにカッコイイか…? 俺、インテリってあんまり似合わないんだけどな… ユリは、店員から値札をとらせて… そのまま会計して、店を出た。 「ユリ、金…」 「そんなのあとでいいから行くよ。」 ユリは、また俺の手を掴んで走った。 会場には、ギリギリで着いた。