「…いぇ……大丈夫で…す…

お疲れなら、早く帰って体休めてください…


私、そこのバスから帰れますから…」


「…そっか。ありがとな。

気を付けて帰れよ?」


俺は、女の頭をぽんぽんと叩いて笑って女を離して別れた。


「……総夜ちん。あの子、イイ子だね。」


「あぁ。たぶん、告白するのも勇気出して言ったんだろうな…」


素直に可愛いと思った。

ああいう女が、まだいたんだな…