そして帰りに意地悪眼鏡から、何枚ものプリントをハジメともらい帰ることにした。

近くの公園で徹平が待っているから、そこまで歩いていく。


校門を出て、しばらく歩いていたら…


「あ、あの…っ!」


俺とハジメの後ろから声がして二人で振り返ると…

俺と同じくらい地味な女が顔を赤くして立っていた。


あぁ…

ハジメに用事か。


俺は、ハジメから少し離れて待っていようと思ったら…


「ちょっと、待ってください!」


地味女は、俺の腕を掴んで止めてきた。